毎日食べるお米ですから、安全・安心な製法で加工します。
■うまみを残して微粉ぬかを取る■
ご家庭で洗米する場合に、一緒に流してしまっていた「うまみ層」を残し、微粉ぬか層のみを
完全に除去。お米表面の細胞膜を破壊しないので、内側のうまみ層が流れ出ることはありません。ぬかが
健全に除去され、うまみ層が残っているので、炊飯した後もおいしさが長く保たれます。
■お米に優しい加工原理■
まず、微量の水を白米表面に添加し、残っている微粉ぬか層を軟化させます。次に低圧の撹拌により、
柔らかくした微粉ぬか層を熱付着材に付着させて丁寧に取り去っていきます。お米に無理な力も熱も
加えず、化学薬品も一切使用していません。
■微粉ぬかの除去に食材を使用■
新技術でお米の微粉ぬか層を除去する役目をしている熱付着材。原料はデザートなどの食材として
知られるタピオカ澱粉。タピオカも原料はキャッサバと呼ばれ、熱帯地方で多く栽培されています。
根部に多く含まれる澱粉は加工することにより、熱付着材として圧倒的なぬか吸着力を発揮。人体に
対する安全性への観点も重視し、熱付着材の原料として採用しました。
もちろん、食べても無味、無臭、無害です。

■ぬかがないから本当に白い■
ネオテイスティホワイトプロセスで加工された無洗米は白いのが特徴的。その由来もここにあります。
ふっくらと炊きあがった白さとぴかぴかのつやを比べて下さい。



平成14年10月
大型無洗米装置導入